母島の釣り①
母島に来て1週間が経ちました。
先日、島に住む釣りのベテランの方々にお誘いをいただき、磯に足を運んで来たので一応報告を笑
4/21 大潮
満潮…6:32
干潮…12:57
港から30分ほど船を走らせ、磯に到着。
少しでも早くベイトタックルに慣れるべく、多少の不利は覚悟でまずはファイナルスタンドアップ+アベットでキャスト開始。
キャストの方はバックラッシュこそするものの飛距離は及第点。が、問題はリトリーブ。
スピニングリールよりも低いギア比にかなり苦しめられ、ポッパーですらなかなか思うように操作できない有様…(糸ふけの調節とセルフレベルワインダーが難しい)
巻きスピードが左に向かって流れる激流に追いつかず、アクションを付けようとロッドを振っても空振り…なんて恥ずかしい醜態をしばらく晒していました笑
一方隣でダイビングペンシルを操作するベテランの方々はというと、朝一、イソマグロやカンパチらしき魚からコンタクトがあるもフッキングには至らず。
その後は潮が早くなりすぎ、ルアー操作もままならない状況に。
これを見たベテラン各位は、魚のスイッチが入るであろう潮が緩むタイミングまで仮眠を取ったりエサ釣りを楽しんだり。
未熟者の自分はひたすらチンパンキャスト。
磯での大物釣りにおける釣果の差は、投げるべき時間帯にいかにストイックに投げ続けられるかに左右されるんだなあと後に痛感させられました笑
時刻は10時頃、ようやく潮が緩み始める、とともに昼寝をしていたベテランのMさんがむくりと起床。
凄い勢いでキャストを繰り返し始めます。
Mさんが釣りを再開し始めてから約30分後、Mさんに何やらヒット。上がってきたのはキメジ。
僕も隣で同じようなルアーを投げていたのになぜ…笑
Mさんは続け様に2匹目のキメジをかけますがこれは残念ながらフックアウト。
これを見て自分もベイトタックルより1段階ライトなスピニングタックルに持ち替え、飛距離に焦点を合わせキャスト開始。
数十分後、左に向かう流れにのるダイビングペンシルが反転したタイミングで何かがバイト!も乗らず…
めげずにダイブの幅を少し短くしてみると再びバイト!そして今度はしっかりとフッキングが決まり…
なんとか僕にもキメジが…(86センチ7.5キロ)
まだまだ子供サイズですが、人生初のショアマグロなので普通に嬉しかったです笑
群が小さいからかその後は続かず。
お昼ご飯を食べて午後の部へ。
午前中、同じくベテランのKさんが、「午後はイソマグロ入ってくると思うんだよね」
と言っていたのを頭の片隅に留めつつ、ルアーを投げていると、隣からMさんの叫び声。とともにぶち曲がるロッド。
うまく魚をいなし、上がってきたのは
Kさんの予言的中、24キロのイソマグロ。
経験からくるのであろうKさんの鋭い推察と、そのチャンスをしっかりと物にするMさんに脱帽…。
その後、Kさんにも同サイズのイソマグロがヒット。そしてきっちりとキャッチ。
またその後、ペンションを営むSさんにもヒット!
が、100メートルほど糸を出され、ポンピングに差しかかろうとしたタイミングで高切れ。お客さんから譲り受けたというタックル、糸が劣化していたんだと思います…残念!
1人イソマグロからコンタクトが得られなく焦る大村。が、ここでようやく僕にもヒット!とともに派手に水面で暴れるイソマグロ!
しかし魚が水面で暴れたタイミングで無念のフックアウト…
千載一遇のチャンスをみすみす逃してしまいしばし呆然としていました笑
その後しばらくはイソマグロの高活性は続き、足元までルアーをチェイスしてくる状況が続きましたが、ヒットには至らずタイムアップ。悔しさを噛み締め、リベンジを胸に誓い磯を後にしました。
甘酸っぱくも得るものがたくさんあったシーズン初戦。ダイビングの観光客の方と相乗りし、水面に顔を出すクジラの声を聞きながら帰還しました笑
↑クジラ
〜教訓〜
・フッキングはしっかり竿が曲がってから
・飛距離大事
・誘い出しにはヘッドディップやローデッドといったワイドなアクションをするルアーの方が有効そう
・魚の活性が高い時はベベルスイマーよりも普通のストライクプロ
参考までに…
キメジ
ロッド:ショアゴリラ100xxh
リール:ツインパワーsw 14000xg
ルアー:ヘッドディップ175F アルミサンマ